暴走車襲来でコンビニ店員危機一髪

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12日、山形県山形市内のコンビニエンスストアで、駐車場に入ろうとしていたクルマが暴走し、店内に突入、レジカウンター周辺を大破させる事故が起きた。店員の立っていた位置からは多少離れており、3人が軽傷を負ったものの、死亡者は出なかった。

山形県警・山形署によると、事故が起きたのは12日の午後2時20分ごろ。山形市馬見ケ崎1丁目付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、62歳の男性が運転する乗用車が突然暴走。コンクリート製の車止めを乗り越え、そのまま店内に突入した。

クルマは店のレジカウンター付近に突っ込み、これらを破壊しながら店内へと進行。弁当やおにぎりが陳列された棚にぶつかり、ようやく停止している。

当時この店には客と従業員合わせて10人程度がおり、このうち男女3人の店員はクルマが突っ込んできたレジカウンター付近にいた。

しかし、クルマが破壊したカウンターとは50cmほど離れたところに全員が立っており、飛んできた破片で肩や足を打撲する軽傷を負ったものの、クルマと直に衝突する事態は避けられた。

警察ではクルマを運転していた男性から業務上過失傷害や建造物損壊容疑で事情を聞いているが、取り調べに対して男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまったようだ」などと話しているという。

《石田真一》

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