トヨタ自動車は、同社が開発し、全国トヨタレンタリース店が導入しているシステムの開発委託先の日本電気の協力会社社員が、3月31日20時50分頃、JR品川駅から名古屋駅に向かう東海道新幹線に乗車中、トヨタレンタリース横浜の顧客情報が入ったノートパソコンを含む鞄の盗難被害が発生したと発表した。
同日、愛知県の警察に盗難届を提出している。現在までに盗難されたパソコンは未発見で、情報が不正に使用された事実は報告されていないと、している。
このパソコンには、レンタリース横浜のリース顧客情報として1113人の個人情報と、8691件の法人情報が記録されていた。内容は住所・氏名・電話番号・口座番号・自動車保険情報など。
同社では「お客様に対しては、既にお詫びと事情説明の連絡を差し上げている。関係のお客様には、多大な迷惑、心配を掛けたことを深くお詫びする」としている。
またトヨタレンタリース横浜は、「従来からお客様情報の保護ならびに、その取り扱いには充分注意してきたが、今回の事故の発生を極めて重大なことと認識し、今後これまで以上に顧客情報の保護を徹底する」としている。