林道から転落したクルマ、立ち木に助けられる

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18日、長野県阿智村内の林道で、乗用車が崖から転落したとの通報が警察に寄せられた。クルマは崖の途中の木々に引っ掛かっており、運転していた男性は自力で脱出している。

長野県警・飯田署によると、事故が起きたのは18日の午後1時ごろ。阿智村智里付近の林道を散策していた観光客から「クルマが崖下に転落した」との110番通報が寄せられた。

「クルマは崖の途中にある立ち木に引っ掛かっている」との連絡もあり、警察では消防に対して救助の要請を行い、運転者の救助に備えた。

同署員が現場に急行した際、転落したクルマを運転していた53歳の男性は自力でクルマを脱出。崖を10mほど上って林道に座り込んでいるところを発見されている。男性はクルマが転落した際に軽い打撲を負ったが、命に別状はなかった。

現場は幅員2m程度で、クルマ1台がようやく通過できる狭い林道。警察の調べに対し、男性は「Uターンするためにバックしようと思ったが、その際に運転操作を誤ったようだ」と話している。

クルマが転落した崖は、林道の路面から下を流れる沢までの高さが40m程度ある。林道の崖側にはガードレールの設置もされておらず、普段は一般車両の通行もないという。

《石田真一》

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