橋の未開通区間に進入、激突死

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19日、北海道室蘭市内の国道で、乗用車が道路の未開通部に誤って進入し、転落防止用のコンクリート壁に激突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた男性は全身を強く打ち、収容先の病院で死亡している。

北海道警・室蘭署によると、事故が起きたのは19日の午前4時10分ごろ。

室蘭市祝津町1丁目付近の国道37号線・白鳥大橋で、22歳の男性が運転する乗用車が橋の途中に設置されたランプへの誘導路に進入せず、そのまま直進して橋の未開通部に向けて進行していった。

男性のクルマは未開通部への進入を防止する円筒形のプラスチック製クッションを弾き飛ばし、なおも止まらずに約50m先にある転落防止用のコンクリート壁に激突、大破した。

橋を走行していた別のクルマの運転者が直進していく男性のクルマに気づいて警察に通報。男性はすぐに救出されて近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、事故発生から約1時間30分後に死亡している。

現場は見通しの良い直線区間。橋が全通した場合にはさらに直線が続く構造だが、現在は前方の道路が未開通であるため、現場の手前から左に向かう側道があり、すべてのクルマはここを進行して祝津ランプで降りるようになっている。

事故を起こしたクルマは側道に入らずに直進しているが、現場にはブレーキ痕が確認できないことから、警察では居眠り運転の可能性が高いとみている。

《石田真一》

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