【自動車アセスメント2004】一般からも注目を集めた屋外展示

自動車 社会 社会
【自動車アセスメント2004】一般からも注目を集めた屋外展示
【自動車アセスメント2004】一般からも注目を集めた屋外展示 全 3 枚 拡大写真

平成16年度(2004年度)の自動車アセスメントの対象となった18車種は、前年度の対象車よりも安全性が確実に向上したことが強調されている。

最高ランクの六つ星(★★★★★★)を獲得したのは運転席側で8車種、助手席側で7車種となった。双方で六つ星を獲得したのはトヨタ『クラウン』、日産『フーガ』、ホンダ『エリシオン』など3車種。

歩行者頭部保護性能評価では、トヨタ『マークX』がレベル4を獲得している。頭部保護を優先したために盛り上がったボンネットフードのデザインについては、発表時に「格好悪い」との声も聞かれたが、実験によって保護効果があることは実証された。

試験対象車でレベル4を獲得したのは今回マークXだけだったこともあり、トヨタもこの点を強調している。なおメーカーによる希望試験車では、ダイハツ『ミラジーノ』もレベル4を獲得している。

屋外に展示されていた実車は5車種だったが、アセスメントの結果発表会が行われた東京・青山の国連大学の前庭は一般の人も立ち入れる場所であったことから、発表会参加者以外の人もクルマを近くから眺めることはできた。

激しく破損したクルマ(それも新型ばかり)には通行人もかなりの興味を持っていた様子。自動車アセスメントの結果を記した冊子が入手しにくいとの指摘は以前からあるが、こうした展示会を全国巡回で開催して積極的にアピールしても良いだろう。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る