日産自動車は、3月の生産・販売・輸出実績を発表した。グローバル生産台数は、前年度比14.3%増の34万5452台で単月として過去最高となった。
国内生産は同7.0%増の15万5381台で好調だった。昨年秋以降に投入した新型車の生産が順調だった。国内販売は同4.0%増の13万4291台と順調だった。『ティーダ』や『キューブ』、『マーチ』などが伸びた。
輸出は同10.4%減の5万8518台だった。中国向けが低迷したのに加えて、現地生産シフトで北米向けが落ち込んだ。
海外生産は同21.0%増の19万71台だった。米国が同24.7%増となったほか、メキシコ、スペイン、その他地域も好調で、『マイクラ』、『プリメータ』の台数が低迷している英国を除くほぼ全地域で好調だった。