マツダ、05年3月期は20年ぶりの最高

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マツダ、05年3月期は20年ぶりの最高
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マツダが28日発表した2005年3月期連結決算は欧州などの販売好調に支えられ営業利益が18.2%増の829億円、純利益が35.0%増の458億円といずれも過去最高になった。決算期が10月だった1985年以来、20年ぶりの更新。

世界での出荷台数は2.6%の110万4000台だった。売上高は4.7%増の2兆6956億円。原材料費の値上がりや円高ドル安の影響をコスト低減や販売増で補った。

06年3月期は国内や欧州、中国など全地域での販売増を見込み、世界出荷は6.8%増の117万8000台を見込んでいる。原材料の値上がりがあるものの、営業利益は8.5%増の900億円、純利益は20.2%増の550億円と2期連続の最高更新を予想している。前期の配当は当初予定の年2円を3円に増配する。

東京で会見した井巻久一社長は「最高益となったが満足できる水準でない。06年度までの中期計画で基盤を強化し、利益率も他社並に近づけたい」と述べた。

《池原照雄》

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