のり面を駆け上がって、30mまで転落

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4月25日朝、岩手県九戸村内の東北自動車道八戸線から乗用車が約30m下の山林に転落する事故が起きた。男性は病院に収容されたが、心臓破裂などが原因で死亡している。

警察では速度超過を起因とする運転ミスが事故の原因とみている。

岩手県警・高速隊、同・二戸署によると、警察が事故を認知したのは4月25日の午前7時ごろ。九戸村江刺家付近の山林で乗用車が大破しているのを畑の見回りに出ていた近隣の住民が発見。警察に届け出た。

大破したクルマの運転席には32歳の男性が取り残されており、男性は救出後に近くの病院に収容されたが、心臓破裂などを原因として午前11時ごろに死亡が確認された。

クルマが落ちていた場所の近くには東北道八戸線があり、男性のクルマはここから転落したものと最終的に確認されている。

警察の現場検証によると、男性のクルマは速度超過状態で走行中にハンドル操作を誤って道路左側ののり面に乗り上げ、勢いを保ったままこれを駆け上がり、橋の上部に設置されたコンクリートフェンスを飛び越えて山林に落下したとみられる。

男性は24日の午後7時ごろに宮城県仙台市内の泉インターチェンジから東北道に入ったことが確認されている。実際に事故が起きたのは25日の未明ごろだった可能性も高く、警察では通行記録の分析を行い、事故発生時刻の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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