【上海モーターショー05】長城汽車の日産対抗とホンダライバル

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【上海モーターショー05】長城汽車の日産対抗とホンダライバル
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長城汽車。英語名:グレートウォール(長城)オートモビル。いまや中国のPUT(ピックアップトラック)市場では20%以上のシェアを握る大手である。しかし、日本のメーカーの間では「デザインのパクリ屋」でとにかく有名。

モノコック(応力外皮)構造で新型車を作るのは大変だが、トラックシャシーの上にボディをかぶせるのは簡単。強度はラダー(はしご型)フレームが負担してくれるから、それこそいつでも他メーカーのデザインをパクれる。

長城汽車は、SUVではトヨタの『ハイラックスサーフ』にそっくりな『セーフ』を生産し、PUTでは日産ふうの『塞鈴』、英語名『SAILER』を販売中。ごらんのように、出来映えはまずます。このメーカーも仕上げのレベルはどんどん良くなっている。

また、スタイリッシュで低価格なSUVとして3月から生産が始まったCUV『HOVER』は、ホンダ『CR-V』やいすゞがアメリカで販売していた『アクシオム』のモチーフがたっぷり注がれたモデル。エンジンは三菱性の4G64系を搭載、値段はCR-Vの約半分。

CR-Vはモノコックボディであり、パッケージングはまったく違うのだが、中国の大多数の消費者にとってはパッケージングなど関係がないのだろうか、長城汽車はしきりにCR-Vをライバルに挙げていた。

《牧野茂雄》

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