フォルクスワーゲンAGは、5月1日付けで、VWブランドグループの統括責任者にDr. ヴォルフガング・ベルンハルト氏が就任すると発表した。
同社のピシェツリーダー会長は「ベルンハルト氏の就任で、2年前から始まったグループの役員会の再編が完了する」と述べた。VWブランドの技術開発担当役員だったビルフリート・ボッケルマン氏は、ピシェツリーダー会長の管轄下で、グループの開発活動をまとめ、今年末に退職する予定だ。
同社は、組織のスリム化を進めており、グループの役員会は6人にまで縮小している。今後、VWとアウディは、独自に運営していく方針で、VWブランドはベルンハルト氏が中心となってVWブランドの立て直しに取り組む。