バイクの騒音に激怒、故意に衝突

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3日、徳島県石井町内の国道で、歩道に停車していたバイクに対して乗用車が突っ込み、バイクに乗っていた男性が全治2カ月の重傷を負うという事件が起きた。

警察では乗用車が故意に衝突してきたものとして、運転していた男を殺人未遂容疑で逮捕している。

徳島県警・石井署によると、事件が起きたのは3日の午後11時25分ごろ。石井町石井付近の国道192号線で、18歳の男性が歩道にバイクを止めて休んでいたところ、対向車線側から乗用車が一直線に突っ込んできた。

乗用車はこの男性とバイクに衝突。男性に右足骨折や全身打撲の重傷を負わせたほか、バイクも損傷させたが、そのまま現場から逃走していった。

男性は加害車両の車種や特徴を記憶しており、警察がこれを元に調べを進めたところ、事故現場近くに住む31歳の男の存在が浮上。

4日未明から任意で事情を聞いていたところ、「以前からバイクの音を聞くたびにイライラした。腹立たしく思っていた」などと供述。バイクに向かって故意に突っ込んでいったことを認めたため、未必の殺意があったものと判断。殺人未遂容疑で逮捕した。

男は事件直前、男性のバイクと現場近くですれ違っており、この際に男性のバイクが爆音を立てて走行していたことに激怒。途中で引き返すなどしてバイクを追っていたとみられている。

《石田真一》

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