三菱自動車、花粉を抑制するエアコン…三菱重工とのコラボ第一弾

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三菱自動車は、酵素と尿素の働きによって花粉やダニなどのアレルギーの原因となる成分を分解・抑制する、世界初のカーエアコン用フィルターを近日発売予定の特別仕様車に搭載すると発表した。

三菱重工業が住宅用エアコン向けに開発した『アレルゲンクリアフィルター』の技術を、カーエアコン向けに両社が共同で改良したもので、これによって車室内環境の快適化を図っていく。

アレルゲンクリアフィルターは、花粉やダニなどのアレルギーの原因となる成分をフィルター上で、生物由来の酵素と尿素の力で分解・抑制する。今回の自動車搭載用アレルゲンクリアフィルターは、この技術をカーエアコン向けに応用して開発した。

従来のカーエアコン用フィルターは、花粉やダニなどのアレルギーの原因となる成分を分解・抑制出来なかった。今回の開発品は、花粉の場合、使用条件によって異なるものの、約85%の分解・抑制を確認した、としている。

カーエアコンは、住宅用エアコンに比べフィルターを通過する風量が多く、外気からの塵や埃などの異物により目詰まりし易い。また、炎天下での使用などで高温になるなど厳しい使用環境となる。

このため、開発では、フィルター用濾材を3層構造として目詰まりし難い構造としたほか、耐熱性などの対策を施した。

《レスポンス編集部》

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