自殺志願男、高速道路をストップ

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4日、山梨県上野原市内の中央自動車道を跨ぐ橋の上から男が飛び降りようとしているのを通行人が発見、警察に届け出た。

男は警察の説得に応じず、飛び降りる構えを見せていたことから、警察は転落に備えてマットレスを中央道の本線上に設置。このため中央道の下り線は約1時間30分に渡って不通になった。

山梨県警・上野原署によると、事件が起きたのは4日の午後6時40分ごろ。「上野原市上野原付近の中央自動車道を跨ぐ陸橋の上に男が登り、飛び降りようとしているようだ」との通報が通行人から寄せられた。

同署員が現場に急行した際、49歳の男がフェンスによじ登って「死にたい、あの世に行かせてくれ」などと大声でと叫んでいた。

署員は説得を試みたが、男は興奮して非常に危険な状態だっため、県警・高速隊とも連絡を取り、午後7時25分から中央道・下り線の上野原インターチェンジ(IC)−談合坂サービスエリア間を通行止めにするとともに、男が転落した際に受傷することを防止するため、本線上に空気マットレスの敷設を行った。

警察と男の攻防は約2時間に及んだが、男は午後8時45分ごろに説得に応じてフェンスを降りてきたために署員が飛び掛って身柄を確保。軽犯罪法違反(禁止場所への立ち入り)の現行犯で逮捕している。逮捕された男は泥酔に近い状態だった。

発見当時、上り線では行楽帰りの渋滞が始まっており、男はクルマの流れがあった下り線側に飛び降りようとしていたとみられる。警察が下り線を閉鎖したことにはかなり憤慨していた様子だったという。

この事件の影響によって下り線では上野原ICを先頭に約1kmの渋滞が発生。上り線は事件による閉鎖は無かったが、警察が男の説得を試みている時間には27−30km程度の渋滞が発生していた。

《石田真一》

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