走行中のクルマが炎上、自殺図る?

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4日、北海道旭川市内の国道で、乗用車が走行中に炎上する事故が起きた。クルマは約30分ほどで全焼し、運転していた66歳の男性が焼死体で発見されている。

車内からはガソリンのような油の成分が検出されており、自殺の可能性もあるという。

北海道警・旭川東署によると、事故が起きたのは4日の午後7時45分ごろ。旭川市西御料5条2丁目付近の国道237号線で、前を走行していた乗用車から炎が上がるのを後続車のドライバーが発見、警察に通報した。

乗用車は炎上したまま100mほど走ったが、クルマ全体に火が回ってタイヤ周辺に引火した段階で停止。そのまま燃え続けた。通報を受けて駆けつけた地元消防署が消火に当たったが、クルマは30分ほどで全焼した。

車内からは男性1人の焼死体が発見され、後の調べでこのクルマを所有する旭川市内在住の66歳男性と判明している。

火は車室内から上がっており、車両の検証を進めたところ、シート生地からガソリンのような揮発性の高い油分を検出した。

これらの点から事故は車両側の故障で発生したわけではなく、男性が車内に油を撒いて放火自殺を図った可能性が高いとみて、さらに調べを進めるとしている。

《石田真一》

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