マイクロバスが首都高トンネルで火災

自動車 社会 社会

10日、東京都大田区内の首都高速・湾岸線で、トンネル内を走行していたマイクロバスから突然出火、約30分で全焼する被害を出した。

バスの運転手は出火直後に逃げ出して無事。他のクルマが巻き込まれるような二次災害も起きなかった。

警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは10日の午前11時50分ごろ。大田区羽田空港3丁目付近にある首都高速・湾岸線西行きの多摩川トンネル内で、走行していたマイクロバスの後部から白煙が上がっていることを運転手が発見した。

運転手は路肩にマイクロバスを停車させたが、直後にエンジンルーム付近から炎が上がった。

運転手は非常電話を使って首都高速道路公団に通報。出火直後にスプリンクラーが自動的に作動したほか、通報を受けて駆けつけた消防車19台が消火作業を行い、約30分後に鎮火したものの、マイクロバスは全焼している。

このマイクロバスは三菱ふそう製で、運転手は警察の事情聴取に対して「エンジンがオーバーヒート気味だった」と供述している。

車体のエンジンルーム付近の焼け方が著しいことから、警察ではエンジン関係が原因だった可能性が高いとして、出火原因などを引き続き調べるほか、三菱ふそう車ということもあり、リコールに該当していないかどうかも早急に調べたいとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る