【上海モーターショー05】成長著しい国際ショー

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー05】成長著しい国際ショー
【上海モーターショー05】成長著しい国際ショー 全 6 枚 拡大写真

ドイツのハノーバー・メッセが上海モーターショーのオーガナイズを支援し始めたのは01年。

【画像全6枚】

それ以前は報道公開日すらまともに設定されていなかったが、01年に「新聞中心(プレスルーム)」が設置され、03年には世界のメジャーなモーターショー同様にフランスのミシュランがプレスルームのスポンサーになった。

今回はプレスルームの建物も大きくなり、飲み物と軽食を自由に取れるラウンジとコンピューターがならんだワーキングスペースが用意され、しかも報道受付には「海外メディア」に対応する係員が初めて登場。

英語だけでなく日本語のわかる小姐が対応してくれた。これは進歩だ。

ショー会場である上海国際博覧中心(インターナショナル・コンベンションセンター)は、前回よりもさらに新しい展示館が建設されていた。

01年には3つの建物しかなかったが、03年には5つに増え、今回は7つ。すべて完成すると15の展示館が正三角形状に並ぶことになっている。上海万博までにはすべて完成する予定だ。

会場入り口には、報道関係者の入退出を磁気カードでチェックするための係員が配置され、大荷物はX線検査に通される。ちょうど反日デモの最中だっただけに、このセキュリティ体制には納得。だんだん「国際ショー」らしくなってきた。

それでも、舞台裏では荷車や自転車が会場内を走り回っており、いかにも中国ふう。そういう部分は微笑ましかった。最終的には主催者予想を上回る30万人以上がショーを訪れ、オート上海2005は幕を閉じた。

《牧野茂雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  2. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  3. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  4. 冬を愉しむ上質な『ブリザック WZ-1』は“大人のスタッドレス”、想像を超える快適さは非降雪地域のユーザーにこそおすすめPR
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る