【プジョー 407 日本発表】猫だ、ライオンだ、猛獣だ

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【プジョー 407 日本発表】猫だ、ライオンだ、猛獣だ
【プジョー 407 日本発表】猫だ、ライオンだ、猛獣だ 全 6 枚 拡大写真

プジョー・デザインセンター長のジェラール・ヴェルテール氏は、『407』の姿を「Feline(猫科動物)look」と形容している。マスバランスを思い切って後方に寄せたスタイリングを、獲物に飛びかかる前に身をかがめる猫科猛獣に例えているのだ。

猫科的なのはフロントフェイスも同様で、プジョーが『206』以降デザインアイデンティティとしてきた“猫目”ヘッドランプに加え、バンパーに大きな口(開口部)を、またフロントエンブレム部を鼻に見立て、意図的に“ライオン顔”を作っている。407は全身でプジョー・ライオンを表現しているのである。

旧型『406』は母国フランスでも「デザインが淡泊に過ぎる」といった声が強かったが、その点407のデザインは、充分すぎるほどのテーマ性を持ち合わせていると言えよう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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