ワゴンボディのプジョー『407SW』には、同社が『206SW』で初採用、『307SW』にも採用された広大なサンルーフ『パノラミックガラスルーフ』が与えられている。
ガラス部はフロントサンシェード直後からリアシート頭上近くまでを占め、面積は1.66平方メートルに及ぶ。
ガラスは可視光透過率20%、日射エネルギー透過率12%という高熱線吸収タイプで、夏期でもブラインドで遮光する必要はほとんどない。ちなみにブラインドは9段階調節式で、全閉時にはガラス部を完全に遮断できる。
「最近は欧州車、日本車ともパノラミックルーフを持つモデルが増えてきましたが、仕掛け人はまちがいなくプジョーでした。ミディアムハイクラスワゴンの407SWで、その楽しさをいま一度提案していくつもりです」(プジョー・ジャポン・今川明彦氏)