【スズキ エスクード 新型発表】剛性2倍のボディ

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【スズキ エスクード 新型発表】剛性2倍のボディ
【スズキ エスクード 新型発表】剛性2倍のボディ 全 7 枚 拡大写真

新型スズキ『エスクード』(16日発表発売)のボディは、フロアパネルを含め一からの新設計。ドア開口部の補強や高張力鋼板の多用によって、ねじり剛性を旧型比で2倍に引き上げるなど、徹底的な強化が図られている。

正確なハンドリングや良好な乗り心地、衝突安全性の確保といった多くの性能要件を満たすため、「ビルトインラダーフレーム構造」も採用された。これは本格派のオフロード4WDが持っているラダーフレームを車体と一体化させたもの。

単なるモノコックボディとは異なり、オフロード走行時の大入力にも相当耐えるという。オンロードを重視しつつも、格好ばかりのファッションオフロード4WDにしないあたり、小型オフロード4WDのパイオニアを自負するスズキのこだわりがうかがえる。

ボディタイプは3ドアが廃止され、5ドアのみ。スリーサイズは全長4390×全幅1810×全高1695mm。旧型が5ナンバーを基本とし、オーバーフェンダーによって拡幅していたのに対し、新型は最初からワイドボディが与えられ、迫力は格段に増した。全長も旧型5ドア比で30cmも延長されており、居住性や荷室容量の拡大に大いに貢献している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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