北陸道・徳光PAスマートIC社会実験の中間報告

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北陸道・徳光PAで行われているスマートIC社会実験の中間報告を国土交通省金沢河川国道事務所が発表した。この社会実験は、4月11日から7月10日までの期間限定で実施している。

中間報告は、4月29日から5月8日までのゴールデンウィークの結果をまとめたもの。

それによると、4月11日−28日の期間で、1日あたりの平均利用台数は平日691台、土日休日が568台だったのに対し、ゴールデンウィーク中の平均は605台で、通常の休日よりも多く利用された。特に、5月3日−5日は平均より17−30%も増加していたという結果が出た。

このときの利用は、観光利用や帰省を目的としたものが多かったと、金沢河川国道事務所は分析している。

増加したとはいえ、ゴールデンウィーク中の1日あたり最大利用台数は、5月4日の743台だった。この記録は実験開始からゴールデンウィークまでの間で3位だった(最多は、4月12日の792台)。

中間報告では、ETCゲートへ一旦停止せずに進入し、ゲートバーに接触する事故が2件発生したことも報告している。負傷者はいなかった模様。

徳光PAをはじめ現在行われているスマートIC社会実験で利用しているETCゲートは実験用の簡易ゲートであり、一旦停止する必要がある。金沢河川国道事務所は今後ユーザーに対して周知を徹底したいと述べている。

《編集部》

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