ホテルへの送迎バスが路外逸脱

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16日、沖縄県浦添市内の沖縄自動車道上り線で、空港シャトルバスが路外に逸脱。横転しながらのり面を転落する事故が起きた。この事故で乗客乗員8人の全員が重軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

沖縄県警・高速隊によると、事故が起きたのは16日の午後1時20分ごろ。

浦添市西原付近の沖縄自動車道・上り線(北向き)で、走行車線(第1車線)を走行していた那覇バスが運行する空港シャトルバスが、道路左側に設置された距離標識に衝突。そのままガードレールも突き破り、路外に逸脱した。

バスはそのままのり面を横転しながら約5m転落。車体は衝撃によって大破している。

当時このバスには乗客と乗員の合わせて8人が乗車していたが、32歳の女性が骨盤を骨折する重傷を負ったほか、他の7人も打撲などの軽傷を負い、病院で手当てを受けている。

現場は片側2車線の緩やかな左カーブとなっており、警察ではこのバスを運転していた41歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、取り調べに対して男性は「居眠りをしていたかもしれない」などと話しているという。

バスは旅行代理店がチャーターし、那覇空港と主要ホテルの間を結んでいる。事故を起こしたバスも那覇空港から名護市内にあるリゾートホテルに向かっていた。

この事故の影響により、沖縄道は事故現場を含む那覇−西原インターチェンジ間が約1時間に渡って通行止めに。その後も車線規制が1時間ほど行われた。

《石田真一》

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