高速道路の車線にしゃがみこんでいた男性即死

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20日、埼玉県川口市内の東北自動車道上り線で、本線上で座り込んでいた男性を車両2台が相次いではねる事故が起きた。男性は全身を強打し、即死の状態だった。警察では男性が高速道路内に侵入した経緯や、身元の特定を急ぐ方針だ。

埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは20日の午前3時ごろ。

川口市石神付近の東北自動車道上り線で、本線上でしゃがみこむように座っていた50歳代とみられる男性を、33歳の男性が運転する乗用車と、その後続を走行していた39歳男性の運転するトラックが次々にはねた。

衝突時の速度が高かったため、男性の体は約20m弾き飛ばされる状態となり、全身を強く打って即死している。

この事故の直前、現場付近を通過したクルマのドライバーから「本線上に何か大きなものが落ちている」との通報が警察に寄せられ、高速隊のパトカーが確認のために現場へ向かっていた。

事故はこの通報があった直後に発生したものとみられている。

現場は見通しの良い直線道路。最初にはねた乗用車を運転していた男性は、警察の調べに対して「走行していたら、本線上に人が座っているのが見えた。ハンドル操作で回避しようとしたが、間に合わずに衝突してしまった」などと話しているという。

男性が座っていたとみられる場所の近くには高速道路をまたぐ陸橋があり、警察では死亡した男性がここから飛び降りて自殺を図った可能性もあるとして、身元や侵入経路の特定を急ぐ方針。

《石田真一》

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