高校生の列に飲酒起因の居眠り運転RV突っ込む

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22日、宮城県多賀城市内の国道で、飲酒運転のクルマが赤信号を無視して進行し、横断歩道を歩いていた遠足中の高校生を次々にはねる事故が起きた。この事故で高校生3人が死亡、20人が重軽傷を負っている。

宮城県警・多賀城署によると、事故が起きたのは22日の午前4時15分ごろ。

多賀城市八幡1丁目付近の国道45号線で、左折待ちをしていた乗用車に赤信号を無視して進行してきたRVが衝突。乗用車を押し出すようにして前方の横断歩道に突っ込んだ。

当時この横断歩道には、近くの高校を出発し、約23km先の目的地まで徒歩で向かうウォークラリー形式の遠足に参加していた高校生約60人が歩いていたが、2台のクルマはこのうち約20人をなぎ倒しながら突進している。

この事故でクルマの直撃を受けたり、弾き飛ばされた3人が頭などを強く打って死亡。4人が骨折などで重傷。16人が打撲などの軽傷を負った。

警察ではRVを運転していた26歳の男を業務上過失致死傷の現行犯で逮捕した。男は事故の直前まで約7時間に渡って酒を飲み、さらには居眠り状態だったことも認める供述を行っており、警察では危険運転致死傷容疑の適用も視野に入れた捜査を続けている。

《石田真一》

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