福井ホンダ社長、部品メーカーへの出資は「今後もある」

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福井ホンダ社長、部品メーカーへの出資は「今後もある」
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ホンダの福井威夫社長は26日、新型『ステップワゴン』の発表会場で取引部品メーカーへの増資などによる提携強化は「今後も必要に応じて進めたい」と述べ、部品メーカーとの連携に前向きの方針を表明した。

ホンダは25日、車体プレス部品で取引が密な菊池プレス工業への出資比率を従来の8.3%から20.7%に高め、同社はホンダの持分法適用会社となった。

増資の狙いについて福井社長は「開発段階からコスト低減や品質向上などを双方が連携して推進するため」としている。

菊池プレスにはホンダから増資の打診を行ったことを明らかにした。ホンダは4輪車進出時から部品メーカーの系列化に積極的に取り組んで来なかったため、資本関係の濃いメーカーは車体組み立ての八千代工業やケーヒンなどに限られている。今後は、取引量の多いメーカーとの資本提携や増資が増えそうだ。

《池原照雄》

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