自動車検査場での不当要求行為、半数が車検代行業者

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自動車検査独立法人は自動車検査場での不当要求行為の実態をまとめた。それによると2004年度に全国の検査場から報告された暴力など不当要求行為は609件あり、半数が車検代行業者によるものだった。

全国93の自動車検査場から報告された事例をまとめた。内容は脅迫・威圧行為が99件、暴力行為が29件あった。警察への出動要請件数も62件あった。

総件数は前年度の655件から減少しているものの、暴力行為や説明強要、時間外検査の強要などは増えており「検査場での暴力・脅迫・威圧行為が減少するきざしは一向に見られない」としている。

また不当要求行為の受験者別内訳では、全体の48%が整備工場の資格がない受検代行業者(車検代行業)で、24%が整備工場、ユーザー本人が23%だった。受検台数の7割は整備工場であることから「受検代行業者には悪質な者が多いことがうかがえる」としている。

《編集部》

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