横浜ゴム、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発

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横浜ゴム、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発
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横浜ゴムは、第三世代のタイヤ設計基盤技術を開発したと発表した。
 
新技術は、高精度シミュレーション技術「マルチスケール・シミュレーション」と数千の最適設計案を地図情報で表示する「マルチパフォーマンス・マップ」で構成する。

新技術の確立で、タイヤ設計の幅や精度が飛躍的に向上するとともに、乗り心地、操縦安定性、静粛性などをより高い次元でバランスしたタイヤ作りが容易になったと、している。
 
マルチスケール・シミュレーションは、バイオメカニクス(生体工学)の概念を導入した新技術で、より実際に近い状態で性能予測ができるようになった。

マルチパフォーマンス・マップは、遺伝による生物の進化過程を模擬し、さらに数多くの最適解を一度に算出する工夫を凝らした多目的遺伝的アルゴリズムを応用して開発した。
 
タイヤの開発では、現在、コンピュータ・シミュレーションを中心とした第二世代的手法が主流になっている。これに対し新タイヤ設計基盤技術は、全く新しいマルチスケール・シミュレーションとマルチパフォーマンス・マップの導入で、設計の幅や精度が飛躍的に向上した第三世代の設計技術になったと、している。

《レスポンス編集部》

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