車上荒らし対策に番犬は有効

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24日、千葉県鴨川市内で車上荒らしをしていた34歳の男が近隣の住民に発見され、警察に窃盗未遂の現行犯で逮捕された。男の犯行を最初に目撃したのは、近隣住民が飼っていた犬だという。

千葉県警・鴨川署によると、事件が起きたのは24日の午前0時40分ごろ。

鴨川市内浦付近に住む男性が、普段はおとなしい飼い犬が猛烈な勢いで吠え、鳴き止まないことを不審に思い、自宅の2階にある窓から犬がいる地上を眺めたところ、隣の空き地に駐車しているクルマの付近で動く人影を発見した。

この男性が空き地に向かい、クルマに向かって「何をしている?」と言ったところ、不審な男が物影から飛び出し、そのまま逃走した。男性は慌ててこれを追い掛け、約150m先でタックル。路上に倒れこんだ男を取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡した。

その場で行われた職務質問に対し、取り押さえられた34歳の男は車上荒らしの容疑を大筋で認めたため、窃盗未遂の現行犯で逮捕している。男性に発見された当時はドアのカギを解除している最中で、物品盗難には至っていなかった。

男は取り調べには素直に応じており、「生活に困り、カネが欲しかった」などと話しているという。

警察では「いつの時代も番犬は有効」と話している。

《石田真一》

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