【日産 セレナ 新型発表】3列目シートの収納は試す価値あり!

自動車 ニューモデル 新型車
【日産 セレナ 新型発表】3列目シートの収納は試す価値あり!
【日産 セレナ 新型発表】3列目シートの収納は試す価値あり! 全 5 枚 拡大写真
新しい日産『セレナ』(5月31日発表発売)を見て思わず感心してしまったことのひとつが、手軽に収納できる3列目のシート。

ポイントは3つ。(1)レバーを引くだけで背もたれが前に倒れると同時に床に固定しているロックが解除されること、(2)スライドはどの位置でも収納が可能なこと、(3)バネを内蔵して力を入れなくても跳ね上げできることだ。

この3つのポイントは、ライバルに先駆けてセレナが採用したアイデアで、従来なら面倒だった3列目シート収納の手間を大幅に削減している。

なかでも、仕掛けとしていちばん興味深いのはシートのステーに「バネ」を採用し「軽い力で手軽に収納できるシート」を実現したことだ。

セレナの開発をまとめた商品企画本部商品企画室チーフ・プロダクト・スペシャリストの丸茂敬明さんによると、「約6kgキロの力で持ち上げられるように調整してあります」という。

「持ち上げることだけを考えれば、(シートは)軽ければ軽いほどいいんです。だけど、軽すぎると下ろすときに苦労します。上げやすく下げやすいバランスが6kgなんですよ」

「スプリングを組み付けることは、開発時のセッティングに苦労しただけでなく、製造現場での作業も手間がかかります。でも、ユーザーみんなに喜んでもらうために各部署にお願いして採用しました」という。

また、シートのスライド位置の制限を受けることなく収納できる機構も「設計には『無理だ』とうるさくいわれ、相当やり合」ったのだとか。ディーラーに行ったら、ぜひ3列目シートの収納を体験して欲しい。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  4. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  5. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る