漫然とバックして高齢者をはねる

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5月29日午後、北海道札幌市白石区内の市道を歩いていた88歳の女性が、突然バックしてきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。

警察では後方の安全確認に怠りがあったとして、クルマを運転していた24歳の女性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

北海道警・(札幌)白石署によると、事故が起きたのは5月29日の午後1時35分ごろ。札幌市白石区平和通5条北付近の市道で、路肩を歩いていた88歳の女性に対し、車道を後退してきた乗用車が衝突した。

女性はクルマに押し倒されるようにして転倒。すぐに近くの病院に収容されたが、頭部を強打しており、脳挫傷などが原因で事故から約6時間後に死亡した。

警察ではクルマを運転していた24歳の女性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、女性は後方の安全確認を怠ったまま、クルマの後方を歩く女性の存在に気がつかず、漫然と後退したとみられている。事情聴取に対しても「後ろに人が歩いていることには気がつかなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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