トヨタ、生産性でもアメリカトップメーカーに

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ハーバーコンサルティング社が発表した自動車の生産性に関するレポートによると、北米で自動車を生産するメーカーでもっとも生産性が高い、とされたのはトヨタだった。

これまで生産性トップの座をキープして来たのは日産だが、トヨタに昨年と比べ5.5%の改善が見られたため、逆転した。

一方、ビッグ3にも大きな改善が見られている。たとえばクライスラーは過去3年間で9%生産性が改善し、5年間のピリオドではGMの改善も目立つ。生産性の観点だけを見れば、ビッグ3と日本のメーカーの差は縮まりつつあるという。

しかしトヨタの底力は驚異的で、ハーバー社の社長であるハーバー氏も「おそらく業界でもっともキャッシュフローに恵まれ、もっとも利益生が高いメーカーだが、なおかつさらにコスト節約と業務改善を目指しているメーカー」と感嘆している。

しばらくはトヨタの1人勝ちの状況が続きそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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