スタンレー電気は、韓国に電子デバイス製品を販売する新会社スタンレー・エレクトリック・コリアを5月30日に設立、6月から営業開始したと発表した。
同社は、世界市場における顧客サービス・市場拡大の視点から、事業拡大に向けグループ機能を強化し、グローバルで効率的なネットワーク構築を図っている。
今回、その一環として、韓国市場での電子・自動車産業の市場拡大に向けた営業・販売拠点として、韓国に100%出資の新会社を設立する。
主な取り扱い製品としては、LED、LCD、CCFLなどのデバイス製品と応用製品。
LCD、携帯電話、デジタル家電、車載製品分野では韓国企業が世界規模で大きく伸長しており、同の製品の韓国企業に対する更なる拡販活動が必要と判断した。
同社は、2000年に韓国出張所を開設し、韓国の販売店に営業支援活動を行ってきたが、今後はこれまでの複数の販売ルートを一元管理し、韓国での同社製品の積極的な営業展開を図るとともにシェアの拡大を目指す。また、今後の新市場についてのマーケティングを行い積極的な営業活動を推進していく。
新会社では調達機能も備え、グループ各社への部材供給もおこなっていく計画だ。