三菱ふそうトラック・バスは、『ローザ』の緩衝装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。昨年10月27日に届け出たリコールの対象車種に漏れがあったため追加したもの。対象は97年7月から9月までに生産した2台。
これらのクルマでは、前輪独立懸架方式のアッパーアームとロワアームのボールジョイントにおいて、ダストブーツのシール構造が不適切なため、ジョイントへ泥水などが浸入し樹脂ベアリングが磨耗してガタが発生することがある。
使用を続けるとガタが増大し、最悪の場合、ボールジョイントがサスペンションアームからはずれ、走行不能になるおそれがある。