GMのオシャワ第1工場が生産性で北米トップに

自動車 ビジネス 企業動向

ゼネラルモーターズ(GM)は、同社のオシャワ第1工場が、ハーバーレポート・ノースアメリカ2005で最も生産性の高い自動車組立工場として選出されたと発表した。

同工場はカナダのオンタリオ州にあり、自動車1台当たりの生産時間が15.85時間で、北米の自動車生産性ランキングの第1位となった。同ランキングの組立工場部門では、5位以内にGMの3つの工場がランクインした。

車種別ランキングでは13部門のうち、GMが7部門で第1位。そのうち3部門は乗用車、4部門はトラックだった。GMは過去5年間で生産性を22%上昇させ、業界トップとなった。
 
GMの製造・労使関係担当のガイ・ブリッグス上席副社長は「今日の厳しい市場環境の中で競争力を高めるには、生産性の向上が重要な鍵となる。オシャワ第1組立工場の好成績は大変喜ばしい。これからもすべての工場で、生産性を高める戦略を実施していく」とコメント。
 
UAW(全米自動車労組)のリチャード・シューメーカー副委員長は「過去5年間でGMの全体的な生産性が22%上昇したことは、我々の共同アプローチが功を奏した証拠で、ハーバーレポートが示すとおり、2004年度においてGMは大きな成長を見せたが、更なる進歩は可能なはずであり、またそれを必要としている」と述べている。

GMは、J.D.パワーによる2005年初期品質調査(IQS)で、ゴールド、シルバー、ブロンズの各賞を受賞した。さらに車種別においても、J.D.パワーIQSやストラテジック・ビジョンの2005年総合品質指数の両方で数々の賞を受賞している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る