チャイルドシート、半数以上が不使用

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JAF(日本自動車連盟)と警察庁は、4月20日から4月30日まで、自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に、「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況」について、合同で全国調査を実施し、その結果を公表した。

チャイルドシートの使用状況は、全国104カ所で1万3036人の子どもを対象に調査を実施し、その結果、6歳未満の使用率は49.1%で、前年の47.4%よりも改善したものの、前々年の51.7%の水準よりも低く、依然として過半数を超えていなかった。

使用率を年齢層別で見ると、1歳未満が73.6%、1歳から4歳が48.8%、5歳が30.4%で、年齢層が上がるにつれて使用率が低くなる傾向にある。

チャイルドシート取付け状況は、全国83カ所で2350台のチャイルドシートを対象に、正しく安全に取付け・使用されているについてをチェックした。

この結果、「乳児用シート(後ろ向き取付け)」で背もたれ角度が適正と判定されたものが59.4%、「幼児用シート(前向きに取付け)」で、ぐらつき度をチェック、適正とされたものが37.7%だった。「学童用シート」で、子どもの体格に合ったシートベルトの取り廻しと肩ベルトの位置が適正とされたものは66.8%だった。

JAFでは、車内の安全を確保するための活動として、チャイルドシートの必要性と正しい使用方法と後席シートベルト着用推進についての啓発活動を今後も積極的に進めていく方針。

《レスポンス編集部》

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