約50年も無免許「取得が面倒」と

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山口県警は7日、約50年間に渡って恒常的に無免許運転を続けていたとして、68歳の男を道路交通法違反容疑で逮捕した。男は「免許の取得が面倒だった」などと、容疑を認めているという。

山口県警・小野田署によると、約50年間に渡って無免許運転を続けていたとして、道交法違反(無免許運転)容疑で逮捕されたのは、山陽小野田市内に在住する68歳の男。

この男は5日早朝、同署が行っていた交通検問で免許の提示を求められた際、「持っていない」などと供述。道交法違反の現行犯で摘発された。

署員が「免許は失効したのか」と尋ねたところ、男は「金も無いし、面倒なので一度も取ったことがない」と、素直に容疑を認めた。

後の調べでこの男は過去にも計5回、無免許運転で警察の摘発を受け、罰金を払っていたことも判明。自分のクルマを所有するなど、容疑が悪質だとみなされ、任意捜査から一転、逮捕に踏み切った。

男は警察の調べに対し、「以前は仕事でクルマを使い、今は釣りに行くために使っている。クルマが無いと生活にも困る」などと話し、容疑こそ素直に認めているものの、反省の姿勢はみられないようだ。

《石田真一》

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