国土交通省が6月9日現在のETCの普及・利用状況速報を発表した。それによると、6月3日−6月9日の期間、1日あたりの全国でのETCの利用率は43.1%と、前週よりも0.5%上昇した。
道路公団別に見ると、日本道路公団が42.7%と前週よりも0.3%、首都高速道路公団が49.8%と前週よりも0.6%、阪神高速道路公団が35.8%と前週よりも0.5%、本四連絡橋公団が47.4%と前週よりも0.6%、それぞれ増加している。
ETC専用レーンがある料金所での問題は一般レーンとETCレーンとが合流する部分。当局は20km/h以下での進入を呼びかけているが、ETCを利用している多くの車両はそれ以上のスピードで通過している。合流地点でヒヤッとした思いをした利用者は多いはずだ。
また6月10日時点でETCセットアップ累計台数は711万台。5月末で、約700万台だから、約11万台の増加となる。この普及状況だと、前月よりも月計で普及台数をダウンさせる可能性がありそうだ。