【トヨタDOPナビ】選ばれる理由は三つある

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【トヨタDOPナビ】選ばれる理由は三つある
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昨年だけで約50万台を販売。販売ベースの台数でメーカーオプション(MOP)の純正ナビを追い越したトヨタのディーラーオプション(DOP)純正ナビ。購入者がMOPでもなく、市販ナビでもなく、DOPのナビを積極的にチョイスした理由とは何なのだろうか。

トヨタのアフターマーケット営業部・用品販売室の毛笠秀夫課長は「フィッティングとナビ自体の機能、そして価格の三つが主なものだと思っております」と答える。

ナビをセンターコンソールに取り付けた際の見栄えというのは、カーナビ選びの中でも重要なファクターとなる。見栄えを重視するクルマのオーナーが増えたからこそ、MOPのナビが以前よりも売れるようになったのも事実だ。

トヨタのクルマはワイド2DINサイズを採用しているため、通常の2DINサイズの筐体を取り付けた際には左右にブランクが生じてしまう。穴埋め用パネルも用意されているが、これを嫌う人がワイド2DINサイズで用意されているDOPナビをチョイスするという。

もうひとつは機能。トヨタのクルマでハードディスク(HDD)ナビのMOP採用が始まったのは4月に発表された『アルファード』から。これ以外のクルマは今もDVD方式のモデルとなっている。

ハイエンドのナビ=多機能なHDDモデルと位置づけた場合、MOPのDVDナビでは満足できない人も出てくる。こうした人がDOPのハイエンドを選んでいるようだ。

残るひとつは価格。MOPよりも安いDVDナビもラインナップに用意されており、05-06年モデルでは15万7500円。一段と進められた低価格化によって、セールス商材のひとつとして使うことも容易となった。

価格が安くなったことで、エントリーモデルのクルマにも装着する余地が出てきた。しかも型落ちではなく、最新モデルというところも効果を発揮している。

《石田真一》

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