トヨタがロシア工場の起工式…世界生産1000万台に布石

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は14日、サンクトぺテルブルク市郊外に建設するロシア工場の起工式を行った。式典には奥田碩会長、同市出身でもあるプーチン大統領、さらに日ロ賢人会議の日本側代表である森喜朗前首相が出席した。

建設する工場は、敷地面積が約220ヘクタール。2007年12月から『カムリ』を生産開始する予定で当初、約500人の雇用を見込んでいる。

初年度は2万台規模の生産となるが、奥田会長は欧州への輸出拠点としても育成、将来は年20万台に引き上げる方針を表明した。

トヨタにとってロシアは世界の大国のなかで唯一、生産拠点が未整備の国となっていた。これにより、2010年代の初頭に1000万台規模と描かれている世界生産の長期展望も実現に向かうことになる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  4. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  5. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る