「クルマが故障した、手伝って」に注意

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15日深夜、大阪府内でクルマの故障を装って「助けてください」と声を掛け、手助けしようとした人から現金を脅し取る事件が相次いで発生した。警察では同一犯による犯行とみて、逃げた男たちの行方を追っている。

大阪府警・門真署によると、最初の事件が起きたのは15日の午後10時30分ごろ。門真市常称寺町付近の市道で、24−25歳とみられる男が、帰宅のために歩いていた19歳の男性に対して「クルマが故障したので、ちょっと手伝ってくれませんか」と声を掛けた。

男性が近くの駐車場に向かうと、声を掛けてきた男と同年代の2人組の男が刃物を持って表れて「カネを出せ」と脅した。男性が現金約3000円が入った財布を渡すと、男たちはそれを奪って逃走した。

また、この約30分後の午後11時ごろには寝屋川市木田元宮付近の駐車場で、11時30分ごろには交野市星田の市道で、翌16日の午前0時すぎには茨城市春日付近の駐車場で同様の事件が発生した。

容疑に関わったのはいずれも3人組で、被害者の目撃情報による容疑者の年齢や容姿が酷似していることや、すべてのケースで「クルマが故障した」と偽って接近していることから、警察では同一グループの犯行とみて、調べを進めている。

《石田真一》

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