暑いから運転中にビールを…無免許運転も

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和歌山県警は16日、缶ビールを飲みながらクルマを運転していたとして、橋本市内に在住する42歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕した。

車内からは空き缶も転がっていたが、アルコール検知の結果、酒気帯び相当量には満たなかった。

和歌山県警・妙寺署によると、事件が起きたのは16日の午前11時50分ごろ。かつらぎ町笠田東付近の国道480号線をパトロールしていた同署員が、前方を走る軽自動車を運転する男が缶ビールを飲んでいるところを発見。停止を求めた。

42歳の男はこれに従って停止したが、署員が免許証の提示を求めたところ、「持っていない」と回答。照会の結果、2004年2月に飲酒運転などの違反累積で取り消しになっていたことが判明したため、この男を道交法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

車内からは空き缶を含め、缶ビール2本が発見され、男も運転中に飲んでいたことを認めたが、アルコール検知の結果、酒気帯び相当量へわずかに満たない呼気1リットルあたり0.14ミリグラムだったため、飲酒運転での検挙は見送られた。

調べに対して、男は「暑かったから…」などと供述しているという。

《石田真一》

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