三菱ふそうトラック・バスは、『ファイター』の前照灯に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は98年2月から99年2月までに生産した4954台。
これらのクルマでは、放電式すれ違い用前照灯の電子制御ユニット(ECU)内部のプログラムが不適切で、低温時に点灯直後の電圧低下を前照灯回路のショートと誤判定するものがある。また、ECU内部のインバータ回路のトランスに不良品が混入したため、ショートが発生し、コイルが損傷してECUが電力供給を停止するものがある。
このためすれ違い用前照灯がつかなくなるおそれがある。