暴走族のバイク、抑止の警官をはねる

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18日深夜、群馬県伊勢崎市内の市道で、暴走していたバイクを抑止しようとした21歳の警官が、後方から走ってきた原付バイクにはねられ、顔面や足を打撲する軽傷を負った。警察では16歳の少年を公務執行妨害と傷害の容疑で逮捕している。

群馬県警・伊勢崎署によると、事故が起きたのは18日の午後10時ごろ。伊勢崎市若葉付近をパトロールしていた同署・地域課のパトカーが、「暴走している数台のバイクあり」との通報を受け、周辺を捜索していた。

間もなく、数台の暴走集団を発見。21歳の巡査がこれを抑止しようとパトカーから降車して車外に出た直後、後方から接近してきた原付バイクにはねられた。巡査はその場で転倒し、顔面や足などに全治1週間程度の軽傷を負った。

バイクはそのまま逃走したが、その後の調べで同市内の16歳少年が容疑に関わった可能性が高くなった。任意で調べを行っていたところ、この少年が故意にはねたことを大筋で認めたため、公務執行妨害や傷害の容疑で逮捕している。

警察ではこの少年を厳しく追及。当日の暴走参加メンバーを特定し、道路交通法違反(共同危険行為)容疑でも摘発を進める方針だ。

《石田真一》

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