東北道の上下線で多重衝突事故

自動車 社会 社会

21日、群馬県明和町内の東北自動車道で、上り線で起きた追突事故の巻き添えとなる形で下り線でも衝突事故が発生。合計で車両5台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故によって1人が死亡、3人が重軽傷を負っている。

事故に対応した埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午前0時30分ごろ。明和町千津井付近の東北自動車道上り線で、車線変更してきた普通トラックに後続の大型トラックが追突する事故が起きた。

普通トラックは後ろから押された弾みで横転。大型トラックは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、中央分離帯に衝突。そのままこれを押し破り、下り線側に逸脱した。

下り線側を走行していた普通トラック1台と乗用車2台は、上り線側から突然進入してきた大型トラックを回避することが出来ず、相次いで衝突。結果として車両5台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で大型トラックを運転していた男性が車外に放出され、全身を強く打って即死。上り線のトラックを運転していた男性が重傷、下り線で乗用車を運転していた2人が軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

警察では事故の発生原因を詳しく調べるとともに、死亡した男性の身元調べを進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る