三菱自動車が29日発表した5月の実績は国内販売のみ前年同月を上回った。輸出の減少が続いたことから国内生産は13カ月連続で減少した。
国内生産は前年同月にくらべ7.8％減の4万1279台だった。国内販売は同0.9％増の1万4800台と15カ月ぶりに増加したが、輸出がアジア、欧州向けがマイナスとなり同16.1％減の2万0540台と7カ月連続で減少した。
海外生産はアジア、北米、欧州といった主要市場でマイナスとなり、前年同月にくらべ22.7％減の5万6442台と2カ月連続で減少した。世界生産台数は同17％減の9万7721台だった。