バランス崩して片輪走行、街路樹に激突

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25日、埼玉県日高市内の国道407号線で、猛スピードで走行していた乗用車が横転し、そのまま道路脇の街路樹に激突する事故が起きた。

前席にいたとみられる、いずれも外国籍の2人は車外に放出され、間もなく死亡している。

埼玉県警・飯能署によると、事故が起きたのは25日の午前1時40分ごろ。日高市下高萩新田付近の国道407号線で、猛スピードで走行してきた乗用車が横転し、そのまま道路左側に立つ街路樹に突っ込んだ。

クルマは大破し、前部の座席に乗車していた東京都福生市在住でアメリカ国籍を持つ18歳の男性と、フィリピン国籍を持って朝霞市内に在住する17歳の男性がともに車外へ放出され、全身を強く打って間もなく死亡した。

ほかに、後部座席に乗っていた日高市内在住でフィリピン国籍を持つ男性も肩の骨を折る重傷を負った。

現場は見通しの良い直線道路だが、約25m手前から蛇行するかのようなタイヤ痕が路上に残されていた。

警察では猛スピードで走行中にハンドル操作を誤ってバランスを崩し、途中からは片輪走行するような状態で街路樹に向かって走っていったものと見ている。

また、重傷を負った同乗者の回復を待って事情を聞き、運転者が誰だったのかを特定したいとしている。

《石田真一》

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