無人走行のバイク、運転者は高架から転落

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25日、大阪府大阪市北区内の国道で、通行中のドライバーから「無人のバイクが走行していた」という通報が寄せられた。

周辺を捜索したところ、現場からは転倒したバイクと、約15mの高架下に転落死していた29歳の男性を発見している。警察ではこの男性が側壁などに接触した衝撃で振り落とされたものとみて、調べを進めている。

大阪府警・大淀署によると、事件が起きたのは25日の午前9時10分ごろ。大阪市北区大淀中1丁目付近の国道176号線(通称:十三バイパス)を走行中のドライバーから「無人のバイクが走行していた」との通報が寄せられた。

また、この直後の午前9時15分ごろ、大阪市消防局に対して「北区大淀中1丁目付近の路上に男性が血を流して倒れている」との通報が寄せられた。

警察と消防はそれぞれ別々の案件と判断して現場に急行したが、バイクが倒れていたのは国道の高架橋の上、男性が倒れていたのは高架橋の下だったことがわかった。男性は近くの病院に収容されたが、すでに死亡していたことが確認されている。

警察ではこの男性がバイクを運転中、何らかの原因で振り落とされ、バイクはそのまま約30m走行を続け、男性は約15m下の道路に落ちたものと結論づけている。

高架橋の側壁にはバイクが接触したような痕跡も確認されており、警察では単独事故か、他車との接触が起因になった可能性もあるとして、車両や現場の検証を進めている。

《石田真一》

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