「僕は2位に満足できない性格。絶対に優勝したい」……1日に東京・晴海で行われたスバルモータースポーツ・プレスミーティングの会場に姿を現したSUBARUワールドラリーチームのエース、ペター・ソルベルグは2005年シーズン後半戦に向け、勝利への意欲を示した。
今シーズン、ソルベルグはインプレッサWRCを駆って第2戦スウェーデン、第3戦メキシコと連勝したが、以降、第8戦までシトロエン「クサラWRC」をドライブするセバスチャン・ローブが破竹の5連勝をとげ、ソルベルクは13ポイント差の2位に転落。
しかし、ソルベルクは「モータースポーツを長い期間やっていれば、いい時もあれば悪い時もある。調子そのものは決して悪くはないから、これからもっと頑張るよ」と、次戦からピレリのニュータイヤが投入されることもあって前向き。
あわせて昨年の初開催に続く第2回となるラリージャパン(WRC第13戦。9月30日〜10月2日)についても「僕や家族はもちろんチーム、メーカーにとってとても意味のあるラリー。今年も優勝できるよう頑張るので、またたくさんの人に見てほしい」と意欲満々だった。