三菱ふそう、ダイムラーに キャンター をOEM供給

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三菱ふそうトラック・バスは、ダイムラー・クライスラーグループの米国トラックメーカーのスターリング社と、小型トラック『キャンター』を供給することで合意したと発表した。

三菱ふそうは、2006年春から川崎工場で生産するキャンターに一部変更を施し、スターリングのブランドで供給、スターリング社は自社ブランドで同社販売網を通じて販売する。

三菱ふそうは、すでに欧州のダイムラーの販売網でキャンターの販売を行うなど、海外市場で、協業している。

今回のスターリング社への供給も、ダイムラーの世界的商用車戦略の一環。三菱ふそうはキャンターの生産台数を増やせる一方で、スターリング社は新商品投入で、商品フルラインアップ化を図り、北米市場での販売台数の増になる。

スターリング社は1997年に創立された米国の大型・中型トラックを中心とした商用車メーカーで、フレートライナー社の子会社だ。

商品ラインアップでは、ボンネットタイプの大型トラックの「Aライン」や「Lライン」、大型・中型トラックのバリエーションをもつアクテラの3モデルに加え、キャブオーバータイプの大型トラックの『カーゴ』や『コンドル』を生産し、2004年の販売台数は1万7171台。

三菱ふそうの北米事業は、1985年に現地販売会社のミツビシ・フソウ・トラック・オブ・アメリカ・インクを設立、米国、カナダに約170の販売拠点で、大中小のトラックをこれまでに8万台以上輸出している。2004年は、5298台を販売した。

《レスポンス編集部》

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