逃走車、車両通行禁止のアーケード街に侵入

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6日夜、長崎県長崎市内でパトカーに追跡されていた不審車両が車両通行の禁止されたアーケード内に侵入。暴走する事件が起きた。乗っていた男2人は途中でクルマを乗り捨て、徒歩で逃走している。

長崎県警・長崎署によると、事件が起きたのは6日の午後9時40分ごろ。

長崎市大浦町付近の国道499号線をパトロールしていた同署のパトカーが、後部の標識灯が消えたクルマを発見。ナンバープレートの視認ができないことから、整備不良の容疑も考えられるため、マイクで停止するように呼びかけた。

しかし、クルマはこれを無視して逃走を開始。信号無視を繰り返しながら暴走。パトカーもこれを追跡を開始した。

クルマは発見現場から約1km先にある車両の通行が禁止されたアーケード街に侵入、50km/h以上の速度を維持したまま走り続けた。

当時、アーケード内の商店はすでに営業を終えており、中を歩く人通りも少なかったが、普段はクルマの通行が無い場所だけに、暴走するクルマとそれを追跡して進入したパトカーの存在に驚いて逃げ惑う人も多かったという。

クルマの存在に気づいて避けた人が大半で、幸いにも負傷者は出なかった。

クルマはさらに500mほど逃げたが、乗っていた男2人はクルマを捨てて徒歩で逃走している。

警察では道路交通法違反容疑で逃げた男たちの行方を追っている。

《石田真一》

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