泥酔の非番警官、違法駐車したクルマを破壊

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9日未明、兵庫県相生市内の市道に面した空き地で、酒に酔った非番中の警察官が暴れ、駐車していたクルマやバイクのミラーを破壊する事件が起きた。警察では器物損壊の現行犯でこの警察官を逮捕している。

兵庫県警・相生署によると、事件が起きたのは9日の午前2時ごろ。「相生市旭2丁目付近の市道に面した空き地で酔っ払いの男が暴れ、クルマを壊している」との110番通報が寄せられた。

通報を受けた同署員が現場に急行したところ、空き地の近くに泥酔状態と思われる男を確認。器物損壊の容疑を認めたため、現行犯逮捕した。

事件の目撃者や、クルマの所有者によると、男は突然大声で何かを叫び、クルマ2台のドアミラーをもぎ取るように破壊。そのまま海に向かって投げ捨てた。また、近くに止まっていた原付バイクは蹴り飛ばし、ハンドルを損傷するなどの被害を出している。

クルマは近くの海へ釣りに来た人が駐車しているもので、無断駐車なのだが土地の所有者からの通報は無かった。

後の調べで、逮捕された男が姫路署の地域課に所属する45歳の巡査部長であることが判明。

取り調べに対しては「駐車されたクルマが道路にはみ出していた。もっと徹底して取り締まらなくちゃダメだ」などと、逆に注意するような状態だったという。ただし、このときも相変わらずの泥酔状態で、ろれつは回っていなかった。

この事件に対し、姫路署は「誠に申し訳ない、再発防止に努めたい」とのコメントを発表している。

《石田真一》

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